PC暗号化の解除について
Windows11のバージョン24H2 リリースに伴い
PCのWindows仕様要件を満たすと、自動的に暗号化がかかる様になります。
詳細は、マイクロソフトのサイトでご確認ください。(と、云っても理解に悩むかも、、、)
概要等は以下の通りですが、既に暗号化されている場合もございます。
・Windows11Proで、マイクロソフトアカウント活用(ログイン)している機器
・Windows11Homeで、Fujitsu,Dynabook,NEC,Lenovo,HP,DELL等メーカーPCを利用している機器
【暗号化の利点】
パソコンが盗難に遭い、マイクロソフトアカウント利用でログインパスワードを設定していた場合
-データを盗むことは困難。パソコンを分解して、データディスクを取り出しても暗号化されているので、データを取り出しは困難になっています。
【留意事項】
※暗号解除には、48桁の解除キーが必要です。
48桁のキーを確認するには、マイクロソフトアカウントとパスワードが必須です。
(PINコードではありません。)
マイクロソフトアカウントとパスワード(PIN含む)でログインしている方は、早急に解除キーを確認して、メモを取る事を超お奨めします。
暗号化された状態で、何らかの原因でパソコンが壊れて、データを救済したい場合、暗号解除キーが必要になります。
デスクトップPCやノートパソコンを外に持ち出すことが無いのであれば、暗号化を解除しておいた方が良いと思います。外部ディスクにしっかりと、バックアップを取っていれば良いのですが、、、
解除の手順を簡単ですが、下記に記します。
パソコン起動後、スタートメニューから【設定】を開いてください。
・左上がローカルアカウントかマイクロソフトアカウント(メールアドレス)なっているか確認してください。
・マイクロソフトアカウントになっている場合は、高確率で暗号化されていると思います。
次に、【プライバシーとセキュリティ】をクリックしてください。
【デバイスの暗号化】の項目があれば、暗号化は高確率です。
クリックして、次へ進みます。
この項目が無い場合は、標準では暗号化されていません。
ローカルアカウントの場合は、そのまま【オン】→【オフ】にしてください。
【オフ】にして、解除する。
パスワードを入力を求められる場合もあります。
これで、暗号化が解除されます。
暗号化したい場合は、【オン】にしてください。
【デバイスの暗号化】の項目が無い場合は、暗号化はされていません。
現在は無くても、今後、自動的に追加されることもあります。
暗号化の解除は、自己判断で判断してくださいね！
一度、解除すれば自動で再設定されることはないそうです。
過去にハードディスク(HDD/SSD)からデータ取り出し依頼を受け、暗号化されていた案件も多々ありました。解除キーが判る方も居れば解らない方も居ました。
(暗号がかかっている事さえ認識していなかった。(>_<))
分からない場合は、残念ではありますが、取り出しは不可能となります。(48桁の数値が当たれば解除できますが、、、)